公正証書遺言と任意後見契約


今年の紅葉

 少し前にお子さまのいらっしゃらない方から公正証書遺言と任意後見契約公正証書の作成をご依頼いただきました。一通りのご説明(公正証書遺言と自筆証書遺言の違いなど)をご説明し、ご質問をいただきながらお話しをすすめていきました。最近は「終活」といってこれらの知識を本やテレビでご自身で勉強されている方が多いようです。今回のご依頼人も遺言についてのある程度の知識をお持ちでしたので、ご説明させていただくのがスムーズにすすみました。また、後見についても必要を感じていらしたので、ご説明さしあげました。この方は後見人予定者に唯一の甥の方になっていただきたいとのことでしたが、その方とは長年交流が無く、引き受けてくれるか不安とのことでした。結果、この書類作成における連絡等がきっかけになり、また交流が始まり、今ではお互いの行き来や、月に何度か甥の方からご様子を確認する電話があると、ご報告いただいたお手紙にありました。ご依頼人には書類を作成したことによる将来の安心と、甥の方との関係がさらに嬉しいこととなり私も大変嬉しく思いました。